開発者ブログ

CSSのデバッグ

Last modified by fukudayasuo on 2014/05/16, 14:37

適用されているスタイル定義の確認

DOM要素を選択すると、要素に適用されているスタイル定義を確認することができます。

style_check.png

  • Computed Style
    要素に適用されているスタイル全ての一覧です。
  • Styles
    指定されたスタイルの一覧です。
    • element.style
      要素に直接記述されているスタイル定義
    • Matched CSS Rules
      CSSで記述されたルールにマッチして適用されているスタイル定義
    • user agent stylesheet
      ブラウザが適用しているスタイル定義
  • Metrics
    要素の表示領域です。
    • position
    • margin
    • border
    • padding
    • コンテンツ領域
      のサイズ(単位px)が表示されます。

適用されているスタイル

Computed Styleには計算済みのスタイル定義が表示されていますが、実際にどこで指定したスタイル定義が適用されているのかは、Stylesを見ます。

style_detail.png

打消し線の引かれている箇所は要素には適用されていません。この例では、background-color: #000000;に打消し線が引かれています。

これは、 .grayで指定されているbackground-color: #E3E3E3;が優先されているためです。

また、警告マークの表示とともに-moz-border-radius: 1em;に打消し線が引かれています。これは、このブラウザで認識されないCSSプロパティであるため、適用されません。
("-moz-"はFirefox用のブラウザプレフィックスで、Chromeでは認識されないプロパティになります。)

擬似要素の確認

Chromeのみですが、擬似クラス(:hover,:activeなど)が適用されたスタイルを確認することができます。

style_hover.png

スタイルの編集

表示されているスタイル定義を編集することができます。
編集するとページ上の要素に即座に反映されるので、実際の表示を見ながらCSS定義を編集することができます。

スタイルのON/OFF

スタイル定義箇所にマウスオーバーするとチェックボックスが表示されます。チェックボックスのON/OFFで該当するスタイル定義箇所を有効にするか無効にするかを切り替えることができます。

style_onoff.png


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